2014年08月04日

セルヒオ・ガルシア 失った優勝と見つかったダイヤモンド

ゴルフだけが人生じゃない。セルヒオ・ガルシアを見ていると、そう感じさせられることが度々ある。負けてもポジティブでいるために、自分にそう言い聞かせているのかも知れないし、スペイン人としての気質なのかは分からないが…。
2位に3打差をつけてスタートした「WGCブリヂストンインビテーショナル」最終日、ガルシアはロリー・マキロイ(北アイルランド)が1番、2番と連続バーディを奪ったことで、たちまち1打差に詰め寄られた。

迎えた3番、ガルシアは3Wでのティショットを左に曲げてギャラリーの中へ打ち込んでしまう。その球は女性の手に当たって、その指にはめられていた指輪のダイヤモンドだけを吹き飛ばしてしまった。

ガルシアの球はラフの中で見つかったが、ダイヤモンドは見つからないまま。優勝争い真っ最中のガルシアだったが、2打目をグリーン右に外したあとも、打った後のラフを捜索し、「あとで、(彼女の)連絡先とか教えてくれ」と言い残してグリーンへと向かっていった。(ミズノMP-4)

このホールをボギーとし、逆に3連続バーディを奪ったマキロイに逆転されたガルシアは、そのまま「全英オープン」に続き、マキロイの後塵を拝して2位に終わった。

その後、ダイヤモンドはラフの中で無事に見つかって事なきを得たが、もし見つからなかったら買うつもりだったのかと問われたガルシアは「その準備はあった」と微笑んだ。(ミズノJPX825アイアン)

「私も今日ダイヤモンドをなくしたの」と、続けた記者。
「本当?それって、僕が悪かったの?」と、ガルシア。

沈みがちな敗者のインタビューが、大きな笑いに包まれた



Posted by carrie at 11:36│Comments(0)
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