2015年03月05日

これぞブルーモンスター

「ウソだろう、これ」。昨季の国内ツアー賞金王が、一変したコースセッティングに唖然となった。フロリダ州で行われる世界ゴルフ選手権「WGC キャデラック選手権」初出場の小田孔明は、開幕前日の4日(水)にトランプナショナルドラールのアウト9ホールをプレー。「スピードと硬さが昨日までとケタ違い。まるで別世界だった」と、前日まで1.5ラウンドをこなしていたグリーンの変貌ぶりに目を丸くしていた。
18ホールをラウンドした前日は2アンダーで回り、「ああ、こんなものなのかな」と気分を良くしたのも束の間。「フェアウェイからPWで打っても、10mは(止まらずに)行っていた。このまま(18ホールを)回っていたら90は打っていたね」と、一夜明けて本来の姿を現した難コースに、ショックを通りこして高笑いをあげた。

小田はこの日、全選手の先陣を切って午前7時30分に1番からティオフ。その前ではグリーンにローラーをかけて締める転圧作業が進められ、もっとも硬い状態であったのも確かだろう。

ともあれ、「今日の方が参考になる。休まずに回ってよかった」と続けた小田。「一度諦めると、どこまでも打ってしまうコース。ひたすら耐えるしかない。とにかくグリーンに乗せてパーを取っていくことが大事」。

現在の世界ランキングは70位。世界トップランカーが揃う今週で優勝争いに絡めれば、目標に挙げる同50以内に大きく前進する。予選落ちがない4日間のビッグトーナメント、弱音ばかりを吐いてなどいられない。



Posted by carrie at 10:36│Comments(0)
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